わけいブログ

初めてなので、詳細設定は後日行います。

変なリトープス

最初に投稿した日:20008年12月18日、更新した日:2022年02月01日

1 初めてのブログ


以下の記事は、2007年12月18日に、初めて書いたブログです。

今までのブログサービスが廃止されるので、思い出としてこちらに投稿します。


 

初めてブログを書きます。
皆様よろしくお願いします。

 

初めてのテーマは、変わったリトープスの紹介です。

 

2 変なリトープス C245 琅かん玉

C245 琅かん玉 (ろうかんぎょく)です。
葉の割れ方が片側半分だけですが、半分だけでも花がちゃんと咲きました。

 

※C245の意味は、あとで説明します。

 

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リトープス C245

去年までは、普通の割れ方でした。

 

3 変なリトープス C194 麗典玉

次は、C194 麗典玉 (れいてんぎょく)ですが、葉が4つに割れています。
同一個体の別の葉は普通に2つに割れています。

変なのは1頭だけです。
3つに割れている葉はたまに見かける事がありますけど、4つは初めてです。

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リトープス C194

 

4 コールナンバー

コールナンバー:
「C245」や「C194」は「コールナンバー」といって、リートープスの研究家のコール夫妻(Desmond T.Cole & Naureen A.Cole)が、自生地のリトープスを管理するにため南アフリカナミビアで確認した順番に番号を付けたものです。

 

コールナンバーがわかれば自生地を特定することが出来ます。

現在、C001からC400程度のナンバーがあります。
それらは「コールナンバー + 種名 + 距離  + 方位 + 地名 + 国名 」の形でリストに書かれていますが、盗採を防ぐために大まかな地点しか特定できないようになっています。


ちなみに、Desmond T. Cole氏がコールナンバーの種名や地域の詳細を一覧に記した冊子の「Desmond T. Cole Lithops Locality Data Oct. 2002,C001-C400」には、次のように書かれています。


C245
L. pseudotruncatella subsp. dendritica 55km SSW Rehoboth,Rehoboth (N)
C194
L. villetii subsp. villetii 60km NNW Loeriesfontein, Northern Cape (SA)

C245は、
リトープス・プセウドトゥルンカタ・亜種デンドゥリカタ・レホボスの南南西55km・レホボス州(ナンビア)
C194は、
リトープス・ビルレティイ・亜種ビルレティイ・ロエリエスフォンテインの北北西60km・北ケイプ州(南アフリカ)

 

入手:
本日、紹介した2つのリトープスは、コール夫妻と親交のある日本のリトープス研究家の島田保彦氏のリトープス栽培所 (旧名:群仙園、群馬県桐生市)で入手したものです。ラベルは島田氏の手書きです。

 

本日購入した著書:
D. T.Cole & N. A.Cole 「LITHOPS - Flowering Stones」
YASUHIKO SHIMADA 「THE GENUS LITHOPS」