ビートルズがカバーした曲「Baby It's You」
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1 The Shirellesのオリジナル曲「 Baby It's You」
Baby It's Youは米のガールズグループのシュレルズの1961年発売のヒット曲です。
シュレルズ (The Shirells)は、1960年代前半の米のガールグループとして活躍した。
シュレルズは、1957年に高校の級友で結成され、その後人気グループとなったが、(1968年以降に4人から3人になっら以外)メンバーはずっと同じ。シュレルズはR&Bグループではあるが、シュレルズに限らずドゥーワップスタイルに強く影響された曲は多い。(Will You Still Love Me Tomorrow)
ビートルズは、デビューアルバムにシュレルズの 「Boys」 と「Baby It's You」 の2曲をカバー曲として収録したほどの影響力を持っていた。
The Shirellesのオリジナルの Baby It's You (Original 1961 recording)
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2 ドゥーワップはドゥーワッ・シュビドゥワ・ドゥドゥワ
1950年代は、ドゥーワップ (Doo-wop) グループという「1950年代限定の黒人音楽の一ジャンル」が多かった。
ドゥーワップは、4-5人のコーラスグループのリード・ボーカル以外は「ドゥーワッ」「シュビ・ドゥワ」「ドゥ・ドゥワ」とのコーラスを付けるスタイルに由来。
ドゥーワップは、4-5人のコーラスグループのリード・ボーカル以外は「ドゥーワッ」「シュビ・ドゥワ」「ドゥ・ドゥワ」とのコーラスを付けるスタイルに由来。
ドゥーワップスタイルの曲は、その後の各種のジャンルにも大きな影響を与えた。もちろんシュレルズも影響を受けた。なにしろ日本の歌謡曲のコーラスにも影響を与えたぐらいですから。
ガールグループでは、(ドゥーワップスタイルかどうかに関係なく、)一人がリード・ボーカル役で、ほかのメンバーはバック・コーラスのスタイルが多く、楽器演奏はせず、ソロシンガーではなく、コーラスすることを基本に、ポップや、ディスコ、R&B、カントリーの各種の分野にも広がった。ガールグループのジャンルの元祖は、シュレルズと考えられています。
1960年代前半、ビートルズなどの出現により、ガールグループの曲のジャンルも変化て来た。
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3 ビートルズのカバー曲「Baby It's You」
シュレルズの「Baby It's You」は、ビートルズの1作目の公式オリジナル・アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」(1963年2月リリース)にカバー曲として収録され、ジョン・レノンがリードボーカルで歌っています。
同アルバムには、同シュレルズの曲「ボーイズ」(1960)もカバーされ、リンゴーが歌っています。
ビートルズがカバーしたBaby It's You (Remastered 2009)
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